2016/02/25
国公立大の2次試験(前期日程)は2月25日、初日の日程を終えた。これを報じた読売新聞(2/25)によれば、文科省が1時限目の総受験者数は22万9216人で、欠席率は5.8%と発表したという。
ユニークな出題もみられた。観光キャンペーン「うどん県」が話題を集めた香川県の香川大は、生物の試験で「鼻腔(びこう)をくすぐるダシの香りに誘われてうどん屋に入った……」で始まる短文を読ませた上で、「ダシの『香り』を受容した細胞の名称を記せ」など、うどんを“完食”するまでの体の働きについて答えさせた。東京大、大阪大の国語では、「反知性主義」についての論考を読ませ、筆者の考えについて説明させた。山口大の国語では、テレビアニメやフィギュアなどで世界に広がった日本の「かわいい」文化を取り上げた。佐賀大の英語では、選挙権年齢の18歳以上への引き下げについての自分の意見を英語で書かせた。