2016/02/26
山口大が実施した一般入試の国語の設問で、受験票を見れば答えがわかってしまうものがあり、同大は2月26日、この設問について受験生全員を正解扱いにすることを決めた、と朝日新聞(2/26)が報じた。同紙によれば、同大の試験は2月25日にあり、人文学部全員と教育学部、国際総合科学部の一部計475人が受験した。設問は、「ケイタイ電話」のカタカナ部分を漢字になおすというものだったが、受験票裏の注意事項に「携帯電話」の表記があったという。
翌26日朝、採点者が気づいて発覚した。同大は「受験票を裏返すのは不正行為ではなく、漢字力をはかれないという点で不十分な設問だった」として、受験生全員を正解(3点加点)とした。