2016/05/21
高知高専(南国市)と兵庫県立大大学院シミュレーション学研究科(神戸市)が5月16日、教育研究交流と推薦入学に関する協定書を締結した、と朝日新聞(5/21)が報じた。同紙によれば、教育交流では共同研究の実施で学生、教員の交流促進をめざす。推薦入学は、学部卒業生に相当する専攻科修了者若干名を毎年受け入れるという。
同大学院のシミュレーション学研究科は、スーパーコンピューター「京(けい)」が神戸市に設置されたことをきっかけに2011年に開設された。同大は「インターンシップで受け入れた学生の単位を認定することなども将来的に検討する」という。一方、同高専は「ビッグデータの解析など最新の計算科学や情報処理に特化した先端学問の現場。高知高専出身者が世界に羽ばたくきっかけにしてほしい」としている。