2017/02/15
文科省は2月15日、2017年度国公立大二次試験の確定志願状況を発表した。これを報じた総合情報のリセマム(2/15)によれば、募集人員10万372人に対し、志願者数は47万785人で、志願倍率は4.7倍。国公立大の確定志願状況について、国立(前期)は募集人員6万4542人に対し、志願者数19万7111人で、志願倍率3.1倍。国立(後期)は募集人員1万4902人に対し、志願者数13万9006人で、志願倍率9.3倍。公立(前期)は募集人員1万5291人に対し、志願者数6万1810人で、志願倍率4.0倍。
志願倍率を学部系統別にみると、「人文・社会」5.0倍、「理工」4.4倍、「農・水産」4.2倍、「医・歯」5.2倍、「薬・看護」5.5倍、「教員養成」4.0倍、「その他」5.3倍となった。志願倍率を大学別にみると、「奈良県立医科大」が15.3倍でもっとも高く、「下関市立大」14.2倍、「山陽小野田市立山口東京理科大」13.6倍が続いた。前期日程で2段階選抜(いわゆる足きり)を実施したのは、国立が19大学32学部と公立が6大学8学部の計25大学40学部で、3073人が不合格となった。2段階選抜による不合格者がもっとも多かったのは、「東京大」826人、ついで「首都大学東京」387人、「一橋大」357人、「京都大」201人であった。