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明治学院大:全国で唯一小諸市の高校生を「自治体推薦」で受け入れへ

2017/06/29

 明治学院大が文豪・島崎藤村と結ぶ縁で、2018年から全国で唯一、小諸市の高校生1人を「自治体推薦」で受け入れることになった。これを報じた信越放送(6/29)によれば、「小諸なる古城のほとり」でも知られる明治の文豪、島崎藤村は明治学院の卒業生で、小諸市で英語教師を務めた縁もあり、市と大学は様々な分野で交流を深めてきた。明治学院大の松原康雄学長と小泉俊博市長は市役所で会見し、大学の法学部政治学科で「自治体推薦入試」を導入して市内に住む高校生1人を受け入れると発表した。自治体推薦が行われるのは小諸市だけで、今年秋に市の書類審査や面接、大学の面接試験などを行って合格者を決定する。

 明治学院大は154年の歴史のある英語教育を重視したキリスト教系の大学で、この10年間に小諸市から12人が入学し、卒業生4人が県内に就職している。同学によると、自治体推薦入試を導入しているのは法政大や日本福祉大など全国的にもまだ少数で、今回の入試で成果が上がれば受け入れる学部や学科を増やして小諸市との結びつきをさらに深めていきたいとしている。

 

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