NETWORK NEWS

青山学院女子短期大:「青短」2019年度以降の募集停止、4年制志向増

2017/07/24

 青山学院女子短期大(東京都渋谷区)は7月24日、2018年春の入学生を最後とし、2019年度以降の学生の募集を停止すると発表した。7月20日の理事会で決定した。これを報じた毎日新聞(7/24)によれば、同校の担当者は「少子化や受験生の4年制大学志向が強まった社会背景を考慮した」と説明した。力を入れていた教育の分野、理念は系列校の青山学院大に新たに設置される予定の学部でカバーするという。

 青短は1874(明治7)年に開設の「女子小学校」が前身。キリスト教に基づいた教育を実施し、1950年に女子短大となった。現代教養学科と子ども学科があり、卒業生は6万人超に上る。志願者数は90年度入試がピークで8535人。その後は徐々に減少し、2017年度は1930人だった。定員割れは一度もなかったという。

 

一覧に戻る