2018/02/16
SAPIX YOZEMI GROUPのWebサイト「京大研究室」は2月15日、京都大「特色入試」と大阪大「世界適塾入試」の2018年度選考結果分析を掲載した。これを報じたリセマム(2/16)によれば、両入試とも合格者数は前年より増加したものの、募集人員に満たなかった。大阪大は女子の合格者が56.8%を占めた。「京大特色入試と阪大世界適塾入試 2018年度選考結果」は、京都大と大阪大のAO・推薦入試の結果発表を受け、傾向や特徴をまとめたもの。
京都大の特色入試については、募集人員135人に対し、合格者数は前年より9人多い106人(法学部後期日程を除く)で、工学部(+8人)、人間健康科学科看護(+5人)、薬学部(+4人)などで合格者が増加。志願倍率も前年の3.9倍から5.2倍に上昇した。その一方で、合格者が募集人員に満たない学部・学科が14あり、合計で31人の欠員が生じた。大阪大の世界適塾入試は、募集人員309人に対し、合格者は176人。前年より58人増えたものの、充足率は57%と低調で、外国語学部25専攻で合格者を出したのは6専攻のみ、理学部数学科や物理学科でも合格者0人だった。男女別の合格者数は、男子76人に対し、女子が100人と、全体の56.8%を占めた。医学部医学科で合格者4人全員が女子など、大半の学部で女子が男子を上回った。